6 décembre 2010

Apres la pluie / Daniel Mille

(Youtubeリンク付けました)
フランスのアコーディオン奏者05年作。

このところ、ネットラジオ聴いてて「お、コレいい!」と思うとそのままHM○とかのサイトに行ってCD注文してしまう「ネトラジ直行買い」が増えていて憂慮されますが、これもそんな一枚。

1曲目、ブルージーなアコーディオンの憂愁のつぶやきに加えてストリングスカルテットまでもが絡む、なんといいますかm(b5)→7(#9)形の暗く冷たい音を聴いたとたん、「ミーはおフランスざんす、シェー」と言って(←わかる人はわたしと同年代)注文してしまいました。
以前も同じ比喩を使ったことある気がしますが、氷雨そぼ降るパリの裏町の陰鬱な風景が去来するような、静かで音数の少ないJAZZです。アコーディオンとリードを分かち合うフリューゲルホーン&ミュートトランペットも切ない感じで泣けます。
楽曲はオリジナル中心ですが、ピアソラのカヴァーもあり、さらになんと、カルトーラの「沈黙のバラ」のカヴァーが!元曲はずいぶんクサい曲なのですけれど、フランス人の手にかかると重いブルーズが漲ってしまうのはさすがです。

リシャール・ガリアーノとかに比べると、もっとヨーロッパ的な湿っぽさ、哀しさに溢れた音づくり。結ばれぬ運命の男女の悲恋を描いたフランス映画とかのサントラなんかにしっくりきそうな感じです(なんてべタな)。


タイトルは「after the rain」の意。

(2005.12.28)

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