30 janvier 2006

Cameo / Joyce Cooling

 これも今回のタイの旅でよく聴いた1枚(とくに朝、走り出す前の気合入れによい)。

 いまとなっては、ベンソンやノーマン・ブラウンなどのギター好き者のツボをグイ押しのクールな音造り&歌って弾ける美人ギタリストとして、スムースジャズ界に一名を成した彼女ですが(スムース系ネトラジでもよーくかかります)、これは88年のデビュー作。

 ジャケ写からしてちょっとあか抜けない感じが、「カワイイんだけど男にもオシャレにも興味なくてギターばっか弾いてるちょっと変わったコ」という感じで萌えますが、音のほうも今のクール&スムーシーな作風とは一味違っています。

 まず1曲目、イントロのアコギのアルペジオとスキャットがまるっきりジョイス(ブラジルの姉御ね)みたいではありませんか!
 ライヴではこのあと、「どおも~ ジョイスで~す」といって笑いをとるネタであったのか、今となっては知るよしもありませんが(んなわけない)、それに導かれて迸り出る音は超カッコいいブラジリアンフュージョン!今の彼女の音を想像してたらなんともうれしい肩すかしでありました。


 そのあと3曲目はアコーディオンをフィーチュアしたフォホー風、4曲目は彼女がポル語でヴォーカルをとるアントニオ・アドルフォのカヴァーと、デビュー当時のジョイスはかなりブラジルに入れ込んでいたことがうかがえます。

 残りの4曲は後につながるスムーシーな造りで、こちらも今の彼女のファンにはアピールしまくりでしょう。とくに最後のヴォーカル曲はものすごく80年代なAORで(マイケル・センベロとか思い出した)、一昔前のわたしが悶絶しそうな感じでよいです。

(2006.1.30)

Aucun commentaire:

Enregistrer un commentaire