12 février 2006

Once Blue / same

 南の国の旅から帰ってきて、なんとなく枯れた味わいの音が聴きたくなりひさびさに聴いたのがこれ。いいなー。

 95年ニューヨーク作。ちょっとジャズやブルーズ入ったフォーキーな音は、リッキー・リー・ジョーンズやフェアグラウンド・アトラクション、はたまた初期のスザンヌ・ヴェガやエヴリシング・バット・ザ・ガールなどを思い起こさせます。
 バックの音はアコースティック&シンプルなんですけれど、ほのぼのだけではなくて研ぎ澄まされたスルドサをも感じさせる都会的な音。

 ヴォーカルのレベッカのハスキーでちょっとヨレた感じのヴォイスがそんな繊細で翳のある音に乗ると、ジャケ写のようなブルーで乾いた彩りが空気を満たします。手垢の付いた言い方でアレですが、まさに癒し系。


 またも個人的な思い出で恐縮ですが、関東を離れて仙台に移ってきてはじめて買ったCDがこれなんです。新しい環境で新しい仕事、期待とドキドキに満ちていた春の日々の思い出が詰まっております。

 それから幾星霜。ワンス・ブルーの活動はこの1枚で潰えてしまったかに思えましたが、ドキドキも尽き果てヨレヨレになったわたしは時を隔てて意外なかたちでこのジェシとレベッカの音楽に再会することになります(以下次号につづく)。
2010.12 動画追加しました。なんと当時のPVがあったとは。

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