27 janvier 2012

軽快的生活 ( My carefree life ) / Ilid Kaolo (以莉高露)

 遅ればせながら新年おめでとうございました。年明け早々台湾に遊びに行って、あっちは旧正月直前だったので正月気分を2度味わえて得した気分のメロウ野郎です。本年もよろしくお願いします。

 今回自転車で旅した台湾東部の花蓮県と台東県の田舎は、出会う人たちの大半が原住民系。台湾の中でもとりわけ親日感情が強く、人情に厚い人たちでした。
 台湾全土で20以上ある原住民部族は豊かな音楽文化を持ち(通った村でも爺さんたちが車座になってトラッド唸ってる光景に出くわしたりした)、ECMの大物David Darling(cello)が現地に出向いてプヌン族の合唱との現地共演アルバムを作ったりしてもいます。

 この人は台東県のアカ族出身のシンガー。
 といってもルーツ色を前面に出してるのは無国籍南洋歌謡風のタイトル曲とラストの無伴奏デュエット(海岸で野外録音!)ぐらいで、全体はボサノヴァやジャズの香り漂うこっち側の音。静かに漂うようなピアノのアレンジがとりわけ印象的です。10曲中7曲の歌詞は部族語。母音の多い新鮮な響きが異境へのサウダーヂをかき立てます。



 以前は小美(シャオメイ)の名で活動していて、日本語で歌ってるライヴ音源も見っけ(調べたらこの歌は戦前に原住民が日本語で作った歌だそうな)。
 アン・サリーのファンとかに受けそうだし、日本でも活動してほしいものです。



 誠品書店という、新星堂の台湾版みたいな大型店の試聴コーナーでひと聴き惚れして買いましたが(なかなかスルドイ品揃えで、わたしはキルケリグのトラッド系オムニバス、連れはInger Marieの新譜をゲット)、日本でもここで買えるようです。

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