1 septembre 2012

2012 Slovakia & Hungary Day5 


  • ポプラド - レヴォチャ - スピスシュカ・ノヴァ・ヴェス 
    Poprad - Levoca - Spisska Nova Ves  47km

 朝食に行くとBGMに昨日までのシャーデーに替わってレナート・コーエンが流れていた。なんか渋い。

 ケジュマロクの次はこれまたユネスコの世界遺産に指定されている街並みが評判のレヴォチャ Levoca に泊まる予定だったのだが、ネット(Booking.com)で調べるとどうしたことかここ数日、街に数軒しかないホテルが軒並み満室である。サイトに登録してない宿もあるのかもしれないが、これまでも幾度か経験した「行ってみたはいいが泊まれるところがどこにもない」イヤさを思い出すと一か八か突入する度胸もない。

 そこで策を練る。この居心地のいい宿にさらにもう1泊したいのもあるし、レヴォチャの先、鉄道の駅のあるスピシュカ・ノヴァヴェス Sppiska Nova Ves まで走り、輪行でS.ソボタまで戻ってくるという手。今日の行程には野原のダートや林道もあるので、荷物を置いて身軽に走れるのもよい。

 S.ソボタの街を出るとそこはいきなり殺風景極まりない工業団地。すごい落差だ。おまけにその先は交通量の多い国道以外に道がなくなる。自転車レーンはおろか路側帯すらない道で、すぐ脇をクルマが80㎞ぐらいですっ飛んで行く。大型車が来た時など生きた心地がしない。
 これはたまらんと思っていると、しばらく行ったところから地図に点線で記載されているダートが分かれているのでやれやれと入っていく。牧草地の中のダート、というかフットパス。走るのはラクではないが、国道よりはずっとましだ。

 フンコヴツェ Hunkovce (ここまで輪行すればよかった)から西に向かう舗装道で丘を越えていく。北海道ライクな風景の中、クルマも来ず別世界だ。

 ヴルボフ Vrbov は小さな町なのにやたらペンションがたくさん立ち並ぶ。なんだろうと思えば「Thermal park」なる大きな施設があった。どうやら温泉プールを中心にした常磐ハワイアンセンターみたいなものか。ちょうどいいので近くのホテルでランチとする(グラーシュ定食)。

 その先はちゃんとした道が続いているのだが、よせばいいのにまた近道しようと地図の点線トレイルを選ぶ。またも牧草地の中、眺めのいい丘の稜線を行く踏み分け道。急な登りで自転車を降りて押す場面も。ときどきトラクターが通るぐらいで、はたしてこれが地図に記されているトレイルなのか心許なくなってくる。
道には見えないが確かにある
折しも原チャリ2人乗りで遊びに来ていた地元の中学生がいたので、身振りを交えて「この道、トヴァロジュナ(中間地点の村)、行く?」と訊く。向こうのスロヴァキア語はもちろんわからないが、確かにこの道で、どこそこで左に曲がるんだよ、というようなことを言っているようだった。細かいことはわからないがとりあえず礼を言ってまっすぐ進む。
 道はどんどんはかなげな踏み分け道となり果たしてこれはそもそも道なんだろうかと不安になってきたころ、さっきの男子2人組が追いかけてきて、そっち行っちゃダメ、戻ると丘を下る道があるから、トヴァロジュナはそっち、という内容のことをいっしょけんめい伝えようとしている。わざわざそれを言うために来てくれたのか、ありがとう中坊。
 言われたとおりに戻ってみるとよっぽど注意しないと見落とすような岐れ道が確かにあった。
トヴァロジュナに下っていく

ようやく舗装道にたどり着いてほっとする間もなく、この先はダートの林道の山越えが待っている。
トヴァロジュナから峠の村フラディスコHradisko までは川沿いの快適な道。登りも緩くて意外とラクだし、峠まで舗装されている。しかしその先は細いダート。岐れ道も随所にあるが標識は一切ないのでとりあえずいちばん人通りの多そうなはっきりした道をたどることにする。まあ下ってれば間違いないやと。しかし林道を西向きに辿ってレヴォチャ市街の真北に出られるはずが、真南にまっすぐ下る道に入ってしまい、山を下りてから数キロまたもクルマの多い国道を走る羽目に。

 レヴォチャの街が見えてきた。中世の城壁が残ってるというからもっと渋めの佇まいを想像していたがそうでもない。まあしかしさすが世界遺産だけあってフォトジェニックな街並み。

右手の教会から讃美歌が流れてきてしばし癒された

ひととおりレヴォチャ市街の風情を堪能して、最寄の駅があるスピスシュカ・ノヴァヴェスに向かう。さほど交通量の多くない道を11km。
道と並行して線路が走っている。ロンプラにもレヴォチャに鉄道の便があるとは書いてないし、スロヴァキア国鉄のウェブサイトで調べてもそんな路線は出てこない。廃線跡かと思ったが、スピシュカノヴァヴェス駅に着いてみると時刻表にはレヴォチャに行く列車が載っているではないか。いまだに謎である。

 ポプラドに戻る列車に無事乗り込む。所要30分余(急行だと20分)。今日もPenzion St.Juraj 泊


今日のスピスシュカソボタ




<Day4                Day6>


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