8 janvier 2013

エストニアのジャズがえらいことになってる件

 iphoneのアプリTunein Radioを通してエストニアのネットラジオ局netiraadio.eeを知ったのですが、そこのジャズチャンネルにすっかりやられてしまいました。
 オンエアされるのは徹頭徹尾エストニアのアーティストばかりなのですが、これが今までヨーロッパ、とくに北欧のジャズを好んで聴いてきたわたしの好みど真ん中の曲ばかりで茫然自失。例えばこんな感じ。



 ヴォーカルものはこれまたあくまでもエストニア語で歌う。

 
主なアーティストの演奏が代わる代わる出てくるPV。

 エストニアはまた、とりわけ旧ソ連時代に、Kaseke、In Spe、Messなどの、西欧と比べても極めて高水準な作品を残したプログレバンドを輩出した実績があるのですが、それらのバンドのメンバーだったTonu Naisoo(pf) やRiho Sibul(gt)が今も国内ジャズシーンの重鎮として活躍しているようです。

 この国はわたしも旅したことあるのですが文化的にも言語もバルト海を挟んだ隣人フィンランドに近い。しかし自国語で歌うことにこだわる姿勢からもより強いナショナリズムを感じられ、伝統音楽が今でも息づいているのもそのためでしょうか。
 Netiraadioにはトラッド専門チャンネルもあり、カンネル(=フィンランドのカンテレ)等の民族楽器をフィーチュアしたコンテンポラリートラッドのあれこれを聴けます。(日本でも最近Mari Kalkun の日本盤が出てびっくりしましたが)。
伝統音楽とジャズとの融合もスカンディナヴィア諸国以上に盛んなようで、ジャズチャンネルでもときどき伝統音楽がフューチュアされた曲が流れてきて驚くことも。


 それにしてもエストニアの人口は130万余り。それで母国語で歌った音楽のマーケットがちゃんと成立し、クオリティも高いというのは驚きです。
 調べた限りではエストニアの音楽がダウンロードで買えるのはここMuusika24ぐらいですが、netiraadio.eeで聴いたアーティストで検索しても、数曲のバラ売りのみとかオムニバス収録曲のみとかで、なかなかアルバムでは入手できない。CDもなんせ小さなマーケットなので、初回プレスしてそれだけわーっと売れたらもうそれっきりなのかもしれません。CDbabyとかに卸してくれよー。

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