25 septembre 2013

Vägilased

 エストニアのトラッド/フォークシーン、伝統音楽にジャズやロックをクロスオーヴァーさせた先鋭的なバンドのかずかずが目の覚めるような音を聴かせています(というより、この国ではジャズやロックの中にも伝統音楽が大きく影を落としているのですが)。
 そんなバンドの筆頭がこのVägilased。フォークフェスで名高いヴィルヤンディで2000年に結成。2枚スタジオ盤とライヴ盤1枚を残しています。

 ヴォーカルのMeelika Hainsoo、バグパイプにフルート、各種笛を操るCatrin Jaagoの女性2人をフロントに据え、フィドル、ギター、ベース、ドラムスがプログレッシヴに疾走感あふれる繰り広げるアンサンブルはスカンディナヴィアのグループに遜色ない迫力。
 「Väga ilusad (=very beautiful)」(2004) 「Ema opetus (Mom's lesson)」(2006) の2枚のスタジオ盤で聴ける音はわりとおとなしめにまとまった造りですが、ライヴ動画で見る演奏はうって変わって、エレキヴァイオリンがギュンギュン唸り、カトリンもおもにフルートを吹きまくるエネルギッシュなバンドサウンドになっています。そんな熱いライヴを収録したのが3枚目の「Kes aias? (=Who's in the garden?)」(2010)。全曲が前2作未収の17曲約80分、バンドと観客が一体となった熱気はスタジオ盤より数段エキサイティング。
 同時期のライヴをどうぞ。


中盤以降のジェスロタルみたいなプロギッシュな展開が聴きもの


 どれかまず1枚と言ったらライヴがお勧めですが、3枚のアルバムをまとめた3CDboxがお徳用(ただしスタジオ盤のライナーや歌詞(英訳付き)は無し)。
(cdmarket.eeに最近まであったんですが今は在庫切れのもよう)

 残念なことにバンドは現在活動していないようで、バンドのウェブサイトも削除されてしまっています。

2 commentaires:

  1. josanさま、情報ありがとうございます。この音源、知りませんでした。すごい。
    アルバムはタリンに行った折に方々探したのですが結局3rdしか入手できず、帰国してのち本国から通販で3枚組入手した次第です。
    これからもエストニアもの取り上げていく予定ですののぞいてやって下さいまし。

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  2. やはりPaabelはご存じでしたか、さすがですね。ブログへのご投稿楽しみにしております。
    WirbelもYouTubeで聴いたことがありますがいいですよね。数年前に出たMeelikaのソロもなんとか入手したいですがなかなか難しそうです。私の方でも何か情報がつかめたらまたこちらに書き込ませていただきますね。

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