16 avril 2014

2012 スロヴァキア&ハンガリー SL&HU Day13

Day13  エゲル市街からブダペストへ 
 Eger old town - Budapest (train)

 きょうも朝から暑い。
 2日後にはスロヴァキアのブラティスラヴァで日本から来る妻と合流する。
 昨日エゲル駅でブラティスラヴァまでの切符を予約しようとしたら「インターナショナル(!)の指定券はここでは発券できない。ブダペストに行って買え」とのことだった。とりあえず乗車券だけ買っておいたがこれがまた手書きのカーボン複写だったりして、想像を絶する前時代ワールドだハンガリー国鉄。
 自転車を持ち込んで乗れる列車は限られていて(輪行袋を持っていれば無問題だったのだが)、時刻表を見れば一日でブラティスラヴァに着くためにはブダペストでの乗り継ぎ時間が20分しかないことが判明。20分!で窓口で指定券を買って目指す列車に乗り込むのは、これまでのハンガリー国鉄の非効率ぶりから見て不可能と思われた。
 ならば今日のうちにブダペストに行っておいて余裕をもって移動しよう、首都も見物できるし、ということに決まる。エゲルの宿は2泊予約してあったが1泊キャンセル致し方ない。ネットでブダペストの手ごろな宿を押さえて出発。


■ エゲル市街観光
 ブダペスト行の列車の時間まで旧市街を散策。もっともアタマのなかはブダペストだいじょぶかなー切符買えんのかなーと気もそぞろでいまひとつ気分が盛り上がらない。
 エゲルにはたくさんりっぱな建物がありました(棒 。まあツーリスティックな街ではあるが、フォトジェニックなのは確か。
 お城やらオスマントルコ時代の物見塔やらもあるのだがそっちは見ず。
 (写真はクリックで拡大)


右下がエゲル駅。

■ 落雷で立ち往生3時間
 (以下、写真なし)
 15時過ぎにエゲル発。またフルシャボニイで乗り換え。見るからにおんぼろの機関車が牽く1621のブダペスト行に乗り込むとデッキにはすでにツーリングの自転車の先客が3台。
 1等車は昔ながらのコンパートメントの造りで、やれやれとくつろいでいく。あとはブダペストまで1時間半の旅だ。車窓は平原の風景が相も変わらずつづく。
朝から晴天だったのに次第に雲が出てきた。久しぶりだなと思っていると見る見る間に黒雲が広がり風が強くなってきた。
 そしてにわか雨。猛暑続きの折り、久しぶりの雨に乗客も喜んであちこちで窓から手を出して雨を楽しんでいる。
 しかしそのうち雨はバケツをひっくり返したような豪雨になり、暴風に加えて雷まで鳴り出した。雨が強すぎて吹き込んでくるので窓も開けていられない。
 ものすごい雷鳴が響いた直後、列車は森の中で停まってしまった。ものすごい風で窓の外の木の枝がバキバキ折れて落ちるのが見える。

 そしてそのまま一時間が経った。
 車内アナウンスは何もない。車掌をつかまえて訊いてみると「機関車が故障、でもノープロブレム」片言の英語で言う。落雷で壊れたか。見るからにボロだったからな、まさか雨に濡れたのが原因じゃないだろな。

 立ち往生2時間経過。
 後発の列車が何本も追い抜いて行くから不通になったわけでもなさそう。嵐は去って空が明るくなってきた。

 3時間以上経過。
 何がノープロブレムだよ。日も暮れてきたしこれじゃブダペストに着くのは夜のけっこう遅い時間だよ中央駅周辺は治安がヤバいってロンプラに書いてあるけどどーなっちゃうの俺、と途方に暮れはじめたころ、車掌が英語の話せる乗客の兄ちゃんを連れてきた。兄ちゃんの言うことには「この列車は機関車がもうダメ。この先のゲデレで後から来る列車に全員乗換えろだって。」

 ようやく動き出したと思ったが超低速でそろりそろりと進む。ようやくゲデレ(ブダペストまで30㎞足らず)に着いて、荷物を抱えた乗客がホームに溢れかえる。なんだか難民みたいだ。
 遅延と乗換えの手際の悪さにブチ切れた大阪風のハンガリーおばちゃんが車掌に食ってかかっている。車掌は構内アナウンス用のマイクを付けていたためマイクを通しておばちゃんの怒号が駅構内にアナウンスされ響き渡るという地獄絵図のなか、後続の列車がやってきた。
 荷物車を見つけて一目散に駆けつけるとさっき3台積んであった自転車を携えたサイクリスト兄貴3人もいた。担当の車掌もいなかったので4人で協力して全員分の自転車とパニアを積み込む。えっさほいさと積み込んでいるとまだ積み終わってないのに出発の警笛が鳴ったりするので、みんなで「おーいまだだまだだ!」と先頭にいる駅員に怒鳴ったりして止めたりもうたいへんである。
 この列車はスロヴァキア国鉄の車両で、さっきのとは比べものにならぬほどキレイで新しく快適である。どうせならはじめからこれ乗ってくればよかった。

 ブダペスト中央駅に降り立ったのはもう22時過ぎ。
 夜の駅周辺はヤバいというが、なるほどヤバそうな奴らは至る所に目につくが、それを数百倍の数で上回るおめでたい観光客が無邪気かつ陽気にウェイウェイしているので全体的にあまり危ない雰囲気は感じない。予約した宿は駅から3㎞足らずなので自転車ならすぐなのだが、用心に越したことはない。顔をゴルゴ13風にして走り出す。
 宿は通りから一本入ったところにあった。ここならと思って入口の外に自転車を立てかけてチェックインしようとするとスタッフに 「あっ、中に入れてからにしてください。アッという間に持ってかれちゃいますよ」と言われた。やっぱりヤバいんだなブダペスト。
 ずっと飲まず食わずだったので腹ペコだ。近くのピザ屋でテイクアウトして部屋でもそもそ食べて早々に寝る。

きょうの宿 K9 Residence €39
ホテルではなく、キッチン付きのアパートメント。首都でこの値段。Booking.comでもそうそうない9点という高評価。
 
< Day12     Day14 >

Aucun commentaire:

Enregistrer un commentaire