17 août 2016

2015 オーストリア&スロヴェニア自転車旅 AU&SV Day3

Day3  ウィーンからブルック・アン・デア・ムーアまで (輪行)
          Wien - Bruck an der Mur (train)

 山と谷だらけのオーストリア。しかし、昨年走ったドイツ同様この国の川は長い距離をさほどの高低差もなくうねうねと流れる。そんな谷に沿って走る自転車道を走るのは楽しそうではないか。
 当初の目的はスロヴェニアだったのだがせっかくだから隣接するオーストリア・シュタイアマルク地方のラクそうな道も走ろうじゃないかと、国境に至る道を物色して見つけたのがムーア川自転車道(Murradweg)。その中で最も閑静そうな区間を走った後国境を越えてスロヴェニア入りする算段である。まずは西から流れてきたムーア川がウィーンからの鉄道と合流する町ブルック・アンデア・ムーアまで輪行する。




 宿を出てウィーン・マイトリンク駅に向かう。ここを発/終着とする列車もあるぐらいのけっこうな規模の駅だが、なんと無人。
 折しも、前日ウィーン西駅でも目の当たりにした中東難民の大量流入のため、オーストリア国鉄にも混乱が生じており、構内放送ではハンガリーからの国際列車と、ハンガリー国境の駅ニッカースドルフに通じる路線が運休になったことを伝えている。プラットホームは難民と思しき中東系の人たちを含むたくさんの乗客で混み合っておりたじろいだが、これは先発のドイツ・ハンブルクに向かう列車にどっと乗り込んでいって一掃された。
 続くグラーツ行きもチェコのプラハから来るし混むんじゃないかと戦々恐々だったが、手前のウィーン中央駅で大半の客が降りていったようで(座席の予約票を見るとわかる)スカスカ。まずはホッとして着席。ブルック・a/d・ムーアまで2等で29.8€。自転車は折り畳めば無料である(袋も不要)。

プラハ始発の国際列車。車両もチェコ国鉄。hl.nはチェコ語フラヴニ・ナドラズィ、Hbfは独語ハウプトバーンホフ。いずれも「中央駅」


ブロンプトンは車両中央の荷物置き場に余裕で鎮座


1103発の列車は5分遅れで出発。しばらくは面白くもない都市近郊の風景だったが15分もするとなだらかな丘と葡萄畑が続く緑のパノラマとなる。進むにつれ丘がだんだん迫ってきて山になり、山岳路線として名高いゼンメリンク鉄道に入る。山形新幹線の福島―米沢間の車窓風景で月山新道を走る路線といった趣で、大きくループを描きながら高度を上げていく。ちなみに向かって左側の座席が眺望を楽しめる。行き過ぎる山あいの町や村はWWⅡの破壊を免れたドイツ、もしくは社会主義時代のイケてない建築の無い東欧、といった感じのいい古び方で風情がある。買っておいたパンとワインの昼食をとりつつ車窓を楽しむ。

しばし車窓からの眺めをおたのしみください




ゼンメリンク峠を越えると視界が開けて谷筋を下っていく



2時間弱でブルック・a/d・ムーアに到着。

こじんまりとした心地よい街





ムーア川に面した今日の宿Baderhaus。17世紀築の共同浴場跡の古い家をリノベートした。(ウェブサイトで全6室をのぞけます)


自転車は畳んで物置に。ねこがセキュリティ


53€朝食付。全6室はそれぞれテーマを持ったインテリアで、「Klavierzimmer」(ピアノルームの意)というこの部屋、その名の通り机がなんとピアノ!他も室内は時代物のアンティークがたくさん。最近の欧州の宿はどこもIKEAとかに浸食されて個性がなくなっちゃった部屋が多いけどこういうのはいい。


この机欲しい




建物の中もなんかいろいろ重厚




こわいから勘弁して


音は出ない


宿のレストランも街のよさげな食事処もどこも月曜定休!


開いてたインビス(軽食堂)でローストチキン定食


帰り道に商店街のウィンドウをのぞく。民族衣装ジャケットいいな。


女性の民族ドレスはこちらになります


猟具店では普通にライフル売ってる


拳銃もおひとついかがですか



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