28 novembre 2016

2016 山陰の旅 Tottori & Shimane DAY1

 今年から始まった日本見直し旅、5月のしまなみ海道に続き今回は中国地方に行ってみた。使用機材はまたぶろ子ことブロンプトン。

 これまで欧州各国で川に沿って延々と続く自転車道を楽しんで来たが、日本でもそのようなルートは無いものかと思ったのである。東北では最上川や北上川などがあるが他の地方はどうだろう。
 調べてみると、中国山地から島根県は日本海の江津まで流れる江の川が平坦なコースが100キロ以上続き、並走する道路も左右どちらかの側には交通量の少ない県道クラスの道が続くことがわかった。また江の川に沿ってJR三江線も寄り添うように走っている。折しも旅行の数日前に三江線の廃止が決まってしまったのだが。
 さらに、山形から江津までのアクセスは出雲空港を利用するのが1番便利がよいと言うことがわかったが、どうせそこまで行くのなら宍道湖に沿った自転車ルート、そして一畑電鉄で鉄分も補給してみたい。 
 さらに調べてみると松江、米子とその周辺にもレトロな街並みが残された小さな町が数多くあることが分かったのでそれらも訪ねてみたい。と言うことで行きたいところがどんどん拡大し、鳥取、島根、広島の3県にわたる欲張りな旅行計画が実行にうつされたのである。


 9月に入っても無慈悲に続く残暑には閉口したが、訪れた街のレトロな風情 (東北で暮らして目にする数年分の「レトロな街並み」を1週間で見た思いがする)。三江線サイクリングの秘境感あふれる味わいなどたいへんすばらしい旅であった。

 なお行程の古い街並みについての情報は
 一路一会:古い町並みと集落
 日本の古い町並み
の二つのウェブサイトを参考にさせていただいた。改めてその内容の深さと情報量に敬意を表したい。


Day1  出雲空港〜(バス)〜松江〜(JR)〜揖屋駅—皆生温泉




 飛行機は速いな。山形空港を0940に出て大阪伊丹に11時、早お昼を食べて乗り換えると13時には出雲に着いてしまう。出雲便は小さなプロペラ機で座席も3列(通路挟んで2列と1列)。上空から見えた中海は次の日に渡る。

 空港から松江駅までリムジンバスで40分。新幹線の通ってない地上駅はやはり旅情があってよい。東北ではもう見られない旧国鉄型のディーゼルカーがこれまた。
 松江郊外から米子方面に走る中海サイクリングロードに出るため揖屋駅までJRで輪行。


旧山陰道沿い、揖屋の街もなかなか味がある。




揖屋の次の駅が荒島。ここにも古い家並みが残る。
かつてここから南に岐れた街道が通じる広瀬の街がこの一帯では松江を凌ぐ中心地で、一畑電車の支線も昭和35年まで走っていた。




荒島からはしばらく中海サイクリングロードで静かな道を辿る。


 どじょうすくいで名高い安来、古くは山陰道の宿場のみならず北前船の寄港する港町として栄えた。レトロな「大市場商店街」のゴージャスな名は栄華の残り香か。


清く正しいいにしえの模型店。入らなかったけど。
煉瓦造りの銀行のファザードだけが記念碑として残る









 この日はこのあと米子の街を観たあと宿を取ってある皆生温泉に向かおうと考えていたけれど、安来までですっかり時間も気力も使ってしまったので米子は明日に回し、宿に直行する。

 皆生(かいき)温泉は源泉が出たのが明治、温泉街は大正になってから作られた上に大半が海岸の侵食で水没、現在あるのは新しいホテルだけという、風情とか情緒とかあまりないところ。




手前が泊まった宿、皆生シーサイドホテル



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