Teisele kaidele / Tuule Kann - Jaak Sooäär (2011)

伝統音楽とジャズの融合が盛んなエストニア。

 その代表的な伝統楽器であるカンネル(フィンランドのカンテレと同じ、ツィター系の撥弦楽器)とヴォイスの女性 T. Kann とジャズギタリスト J. Sooäär からなるユニット。これまでにアルバムは2枚作っています。

 カンネルの浮遊感のある幻想的な音色に加えて数曲でTuuleさんのヴォーカル、笛、口琴などもフィーチュアされています。
 それに絡むギターは時にジャジイなソロを刻み、時にはスティーライスパンのような電化トラッド風な使い方をしつつも、全体的にはアンビエント・トラッドとでも呼ぶにふさわしい静謐で瞑想的な雰囲気です。
2007年の1stÕhtu Ilu (Beauty of the evening) も同傾向の内容。

 2枚のアルバムはなんとamazon.co.jpでダウンロード購入できます。myspaceでも6曲フルに聴けますよ。

 ようつべには収録曲のネタが見当たらなかったのですが、パリのエストニア大使館でのライヴ演奏なんてのがありました。

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