Tuigutuled / Maian Kärmas, Ain Agan, Riho Sibul & Arvo Haasma (2003)

女性シンガーソングライター、マイアン・カルマスのデビュー作。
 バックはギター2本とコントラバス、そしてストリングスカルテットという木の香り漂う編成。ギタリストがソ連時代にIn Spe、Ruja、Kasekeなどのプログレ系バンドで鳴らしたリホ・シプルと、「ネットラジオでこの曲いいなと思うとこの人が入ってる」ジャズギタリスト、アイン・アカン。。
 アンビエンスで聴かせる二人のギターの絡みはもちろん、それを引き立たせる弦楽四重奏の深い響きがたまりません。ジャジイかつフォーキーなうつくしい楽曲も、これぞヨーロッパ、森の音楽。

 澄み切ったヴォイスの歌は14曲中10曲がエストニア語、4曲が英語。やはり母国語のほうが響きに深みがあるような気が。

 ようつべに1曲。埋め込みできなくしてあるので直リンで→ LINK

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