2017年こころに沁みたアルバム10選

この記事をおととし暮れに書きかけたまま放置して一年たってしまいました。
昨年2017年聴いたネタのベスト10です

順位は不同。
ことし出たものも以前のものもごたまぜですが。

The intervariant / Benedikt Jahnel Trio
数学者でもあるそうな。そう思って聴くとコンポジションの構築美に数学的エッセンスをかんじる。知らんけど(言ってみただけ)


 Kõikide järvede kuu / Veronika Portsmuth
月の光と冷気が織りなすかのような、手の切れそうなうつくしさ。レヴュー参照。



Delicia / 金子飛鳥、林正樹



 Sooner and later / Julia Hulsmann Trio


Põhja Konn / same

エストニアン・プログの新進気鋭。
今風のイケイケプログレ造りながら、随所にソビエト時代の先駆者たちから脈々と受け継がれるエストニアならではの情緒が馨る。
しかしすごいなエストニアの若者、プログレのライヴでオールスタンディングでノリノリだ。



↓この曲の前半の歌メロこそ、エストニアとフィンランドのバンドだけが持っている独特の情緒というものなんです。わかってください。
(ちなみにこれは現地の朝のニュース番組の中に毎日あるコーナー。ポップスもジャズもトラッドも国産のあらゆるジャンルのアーティストが日替わりで1曲演奏するんだけどまさかの朝プログレとは。)


Analog dance music / Kommode
電化コンビニ王と言えば当たらずとも遠からじ。電化してなおコンビニ王並みに虚弱なかんじがいいです。



アーキテクト・ジョビン / 伊藤ゴローアンサンブル


Ilu sõitis jõge pidi / Elletuse
エストニアのラジカルトラッド最先鋭。この先どこまで飛んでいくのか楽しみ。レヴュー参照


2 / The Gloaming
アイリッシュトラッド+アンビエントのテキスチュアが北の曠野へいざなう。1枚目もいいけど新作で。

  Di canzone in canzone / Alunni Del Sole
これで愛しのイタリア演歌バンドの全作品がCDで揃うことに。
やっぱアモーレだな、アモーレ。




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