2018年こころに沁みたアルバム10選

年ごとにブログの更新がもっさり化して今年はぜんぜんレビューとか書かずに過ぎたのですけど、今年からふたたび自転車ブログを切り離してこちらを音楽ネタ専用として生き返らそうと思っているところ。
いまは文章を書くリハビリトレーニングやら励んでいますので今後に適当にご期待してください。
というわけで一年間聴いててよかったやつをいきなり置いときますね。
順不同、今年出たのもそうでないもの混ぜこぜです。

Absence / Kristjan Randalu


ECMデビューしたと思ったらあれよあれよという間に来日までしてしまった。
他のアルバムも配信サービスで聴けるのでぜひエストニアのジャズに踏み込んでみて。




Sounds of diversity / Balázs Elemér Group


ハンガリーのドラマーのリーダーバンド。
この人だけで3枚ぐらい入れそうになるけどとりあえず最新作を。




The music in my head / Michael Franks


もう未来永劫そのまんまでいいです。




 Live at the NCH / The Gloaming


2枚のアルバムからはスタジオに籠ってちまちまやる感じの人らという印象があったけど、意外なまでにライヴのダイナミズムが弾けていてプログレ者としてうれしいです。




Open Doors / Didier Lockwood


新作はいかにもフランスらしい優美なジャズロック的造りで、これからまた新たな展開が期待されてた矢先に早世してしまったのが本当に悔やまれてならない。
動画は新作以前の編成で、シルヴァン・リュックがめずらしくフルアコ弾いてるやつ。




My songbook / Enrico Pieranunzi


もう毎年複数作リリースが恒例の創作ペースが持続している絶倫ピエラヌンツィ。
最近のドビュッシーインスパイア作とかもすばらしいが、過去のオリジナル曲に歌詞つけてねえちゃんに歌わした本作がわたくしは気に入っている。



8 Tafun / Adhitia Sofian

前作は世界市場を意識したせいかあんまりぐっとくるものがない薄味な印象でしたが、シンプルな曲造りに全曲インドネシア語に立ち返った歌は以前のアルバムからつながる詩的な世界。
sぽちfy他のおかげで他にもインドネシアにいろいろ面白い音楽があるのを知ることが出来た一年でした。





Toinen Toista / Malady


フィンランド産プログレに通底する独特の叙情と初期キャメルの持っていたくぐもり感が融合した、じつにわたくし好みの音。





Black ice / Wolfert Brederode Trio


このぐらいの仄暗さとうつむき度がちょうどいいんだECMは。




Tell me the ghost  / Tom Gallo

なんというか、この80年代ドゥルッティコラム感が心にしみる。ほかのアルバムはそうでもないけど。

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