どうですか最近、ケルトのほうは(昭和天皇ふう)

しばらく遠ざかっていたけどケルト圏の音楽は最近どうなっておるのか。
その謎を探るべく取材班はAppleMusicの奥地に旅に出た。

まずおおっと思ったのがスコットランドのジュリー・ファウリス Julie Fowlis。1978生。
 最新作は歌唱もアレンジもバックの演奏も珠玉。



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同じくスコットランドの重鎮カパーケリーのシンガー、カレン・マシソン Karen Matheson
十年ぶりのソロ作は(3年前に出てたの知らなかった)、彼女の両親ゆかりの地ヘブリディーズ諸島の音楽を素材にした、たいへんスケールの大きな大傑作だった。
インドやアフリカの弦楽器を導入した曲も違和感どころか異境フィールを強める効き目がある。
しまいに弦四も入るプログレッシヴな造りは旦那かつカパーケリーのリーダーたるドナルド・ショウの鍵盤とプロダクションのなせる業。


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アイルランドからはFlook
90年代からの活動歴でアルバム4枚出してたけどはじめて知った。
暴れバウロンが煽る、グルーヴィーに跳ねる演奏が小気味よい。



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ブルターニュは最近どうかと思って探したがあまり情報が得られなかったけど、ジル・ルビゴー(Skolvan ほか)とジュリー・ファウリスが共演してるの見つけたから置いときますね。



ジュリーとパイプのスチュワートつながりでこちらのセッションもどうぞ。

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